みやねえのWebuzz!!

沖縄在住フリーライター・編集者 みやねえ

[Web×地方の若者]地元愛と多動力を発揮して「沖縄で1番有名な大学生」と呼ばれた青年 – 沖縄ラジオVol.13

1431 views
[Web×地方の若者]地元愛と多動力を発揮して「沖縄で1番有名な大学生」と呼ばれた青年 – 沖縄ラジオVol.13

沖縄でWebライティング講座「みやねえ講座」を開催したり、沖縄と埼玉でデュアルライフ中の沖縄在住フリーライター・みやねえ(@miya_nee3)です。

2018年1月23日(火)は、自称「沖縄で1番有名な大学生」のカヨウ宗一郎くんをゲストにお迎えし、大学生活4年間+1年間休学中にどんな活動をしたのか、なぜ「沖縄で1番有名な大学生」と名乗っているのかについてトークしました。最初に、ラジオ番組の説明をさせてもらいます。

 

ラジオ番組「みやねえのWebuzz(ウェバズ)!!」とは!?

miya-nee (みやねえ)
Webuzzは、「ウェブズ」ではなく「ウェバズ」と読みます。
❌ ウェブズ
⭕ ウェバズ

SNSで拡散されてネット上で話題になることを「buzz(バズ)」といい、「この記事、バズった!」「この投稿、バズってる!」なんて私もたまに使います。

そこで、Web+buzzをかけ合わせた番組名の「Webuzz(ウェバズ)」。この番組では、毎回Webに関わるゲストをお呼びして、Webで役立つ情報やサービス、Webで話題の小ネタなどをエディット(編集)していきます。

 

「沖縄で1番有名な大学生」と呼ばれていた青年、カヨウ宗一郎くんをラジオに呼んでみた

少し目を離していると、スマホをチラッと覗く。そんな茶目っ気のある青年に質問すると、丁寧な言葉遣いで芯のある答えが返ってきた。

今回のラジオ番組でのひと幕である。

彼の名は、カヨウ宗一郎。

自称なのか他称なのかはよくわからなかったが、「沖縄で1番有名な大学生」と呼ばれている青年だと認識していた。

彼の存在を初めて知ったのは、確かTwitterだった。カヨウくんがツイートすると、いいねやリツイートがあっという間に増えていき、沖縄の大学生でここまで周囲を巻き込む勢いあるTwitterアカウントはあまり見かけたことがない。そう思って目に止まったのが、今から3年くらい前の話だ。

その後、イベントのレセプションで見かけて、「あっ。噂のカヨウ宗一郎くんですか?」と私から話かけたのを覚えている。たまに宜野湾市のコワーキングスペース「トポセシア」やIT系のイベントで遭遇し、「礼儀正しい好青年」そんな印象が残っていた。

2017年12月、TwitterのタイムラインにCM映像が流れてきた。沖縄の大学生を巻き込んでカヨウくんが製作に絡んだリアンズ沖縄のCM映像だった。それを見て、一体、今までどんな活動をしてきたのか。なぜ、沖縄で1番有名な大学生と呼ばれているのか。その真相が気になってラジオ出演を依頼したのだ。

 

「沖縄で1番有名な大学生」と呼ばれた青年、カヨウ宗一郎の多動力

もともと名護市出身だったカヨウくんは、2016年度に名護の観光大使「がじゅまる王子」を1年間務め、毎週名護に通い続けるのが大変ではあったけれど、地元の人たちと触れ合ういい機会になったと、当時を振り返る。

学生時代に日本全国を巡り、国際協力のボランティアをしていた時期に世界30カ国を周遊し、「日本って恵まれてるな。人が豊かになるのは、物やお金だけではないんだな」とアジア圏内の現地の子供たちから心の豊かさを学んだと話す。

 

しかし、カヨウ宗一郎という青年が、周囲を巻き込みながら活発に動き始めたのは大学生になってかららしい。そのキッカケとなったのが、高校の卒業式に父親からもらった手紙に書いてあった、あるひと言だった。

「父ちゃんの自慢はお前が俺の息子であることだ」

そう書かれていた手紙を読んだ時、中学卒業後、すぐに働き始めた父親がなし得なかったことを自分が代わりにやろう。そして、父に恩返しがしたいと思うようになり、カヨウ宗一郎くんの大学生活が始まったのだ。

 

沖縄の大学生1,000名以上を動員した「Movement2015」

Movement20152015年11月15日、カヨウ宗一郎くんら沖縄の大学生たちが主催・運営するプレゼンテーションイベント「Movement2015」が開催されました。当日は、沖縄の大学生1,000名以上を動員し、大盛況で幕を閉じたそうです。

イベント開催のキッカケがまた面白い。

ある沖縄の大学生から「沖縄を変えないか」とメッセージが飛んできて、それが今はカヨウくんの大親友でもある儀間くんでした。ふたりの青年のロマンだけをのせてイベント開催に向けて走り出したのです。

 

そして、1年前から準備を開始。イベント当日までの裏話を聞くと、目標はあくまでも大きくと沖縄の大学生を1,000名集めるプレゼンテーションイベントの企画を立て、途中、何度も大きな試練があったそうです。最初はなかなか協賛金が集まらず、一時期は数百万円近くの借金を覚悟したとか、大学生ではめったに味わえる試練ではないでしょう。

運営スタッフは30名近くになり、心強いメンバーとともに準備を進めていくも、開催まで残り1ヶ月を切った時。

販売チケットがまだ100枚にも満たず、これはまずいとメンバー間に不安がよぎるとすかさず「学生スタッフ30名が各自30枚ずつチケットを販売すれば、900枚売れる。だから必ず販売できる!」と残り1カ月を一気に巻き返すように、運営メンバーでチケットを売りさばき、周囲の力や助けもあってイベント前日には目標の1,000枚を突破したのです。

 

行動することの大切さ。
刺激になるキッカケを与えたい。
視野が広がるようなトークを提供。

そして、沖縄の大学生の夢を叶えること。

 

「僕たちが沖縄を変えていこう」

 

東京から招いた著名人のトークや郷土芸能・現代版組踊「肝高の阿麻和利」、沖縄出身アーティスト「Sky’s The Limit」の音楽ライブなどのパフォーマンス。4次選考を勝ち抜いた3名の大学生が熱いプレゼンを繰り広げ、1名の優勝者には、20万円の奨学金付き。夢を叶えるための資金が提供されました。

沖縄では前代未聞の学生1,000名以上を集めたイベント。2年連続で2016年も開催され、Movementは学生たちの心を嵐のように駆け抜けていったのです。

「Movement2015、Movement2016」のfacebookページ

 

「沖縄で1番有名な大学生」とG1カレッジで紹介され、このパワーワードを使わない手はないなと思った話

「Movement2015」を開催した同年12月、東京のG1カレッジに参加したカヨウくんは、沖縄で1,000名の学生を動員したイベント主催者として、会場内で「沖縄で1番有名な大学生」と紹介されました。その時にふと「このパワーワードを使わない手はないな」と思ったのだそうです。

それから、自称・沖縄で1番有名な大学生と名乗り始めて、いつの間にか周囲も「沖縄で1番有名な大学生」と認識するようになっていった。パワーワードに身を委ねた結果、カヨウくんのマンパワーから誕生したキャッチフレーズだったのです。

「沖縄で2番目に有名な大学生」なら、少し謙虚に聞こえたかもしれませんが。笑

Twitterを遡ってチェックすると、わざとなのかと思うくらいのセレブ感が放たれ、バースディも盛大に祝ってもらったようです。(さすが!)

影で同期を助け、月に1度はトポセシアの草刈りをしたり、リアルに話すとただただ礼儀正しい好青年。話を聞いていると相当賢いし、優しい心も持ち合わせているのだと思います。

そして、社会の課題に向き合った、こんなブログを公開しています。
カヨウ宗一郎のブログ

 

「沖縄で1番有名な大学生」と呼ばれた青年、カヨウ宗一郎から地元愛が溢れてる

東京に就職しようと考えていた大学時代。しかし、1年間の休学開けに迎えた大学4年の時、考えが変わったのだそうです。

「やはり、沖縄に残ろう」

そう思うようになり、最終的に彼が就職先として選んだ会社が、2017年4月に設立した株式会社リアンズ沖縄でした。大学4年の時、既にこの会社で事業推進マネージャーとして働き、TVのCM制作にも携わっていたのです。

神戸に本社があり、もともと医療や福祉を中心に展開してきた会社。「リアン」とは、フランス語で「縁」や「絆」を意味する言葉で、イベント会社を設立したり、ドローン事業を展開したり、アパレルブランド「ダンスウィズドラゴン」や飲食店も立ち上げる予定だとか。そんな中、カヨウくんは、人材の採用を担当し、土壌づくりからチャレンジしていくそうです。

 

2018年2月4日、名護市長選が行われました。最終投票率は、76.92%。名護市辺野古への米軍基地移設問題を巡って注目の中、渡具知武豊市長が誕生しました。

この時、カヨウ宗一郎くんは、青年部長として選挙のお手伝いをしていたのです。

ご自身の成人式で、赤いスーツを着こなしていた人と同一人物とは思えない。インド人にオーダーメイドで依頼すると、4万円でスーツを作れるそうです。

思わず発見してしまったので掲載しておきますね。

 

途中、1年間休学し、2018年度で琉球大学を卒業。晴れて社会人になったカヨウくんのこれからの晴れ舞台にエールを贈りたいと思います。

 

最後に、ラジオから印象深かったトークをピックアップしました。

カヨウくん
今って、いい時代が来てるなと思っていて。SNSの普及で個人と個人が繋がりやすくなったのもあるし、出会うことのない著名な大物起業家の思想をインターネットの情報を通して知ることができる。
みやねえ(miya-nee)
ああ、それはありますね。Webの記事を読んでいるうちに、親近感が沸いてファンになってしまったり、身近に感じられる。
カヨウくん
僕らの子供の頃は大学生が何をやっているのか、わからなかったけれど、今はSNSやネットで簡単に情報に触れられるので、自分次第でいくらでも情報をインプットできるんですよね。
みやねえ(miya-nee)
カヨウくんは、リアルでも顔が広そうですよね。人との繋がりに関して、大事にしてることってあります?
カヨウくん
リアンズ沖縄の社長がよく話しているのが、出会いは必然だからと。例えばですが、昨年の4月5日、会社を設立した日に社長がアパレル店でショッピングした時に接客したスタッフが現在の取締役なんです。接客に惚れ込んで、社長がヘッドハンティングしたのがキッカケで。あの時、声をかけてなかったら一緒に仕事をしてなかったという。
みやねえ(miya-nee)
すごい。出会うべくして出会った、運命的な出会いですね。
カヨウくん
1回の出会いを貴重だと感じて、しっかり行動を起こす。感謝を伝えるとか、お会いしたあと、お礼のメールを送ったり、1回の出会いを大切にする。あと、僕の先輩に毎回お礼状を書く人がいますね。
みやねえ(miya-nee)
出会っただけでは終わらせず。その後もアクションを取り続けていくと。
カヨウくん
お互いに化学反応があればいいなと思っていて。やはり縁ってありがたいですよね。
みやねえ(miya-nee)
声をかけることも、声をかけられて反応することも大事ってことですね。

 

「夢を追いかけている人たちを応援できる人になりたい。一歩先に踏み出そうとする、突き抜けようとする人たちの足を引っ張るのではなく、もっと広い視点で考えられる社会になれたらいいなと思うし、自分自身もまだまだ模索していきたいと思っています」

そんな言葉で締めくくってくれたカヨウ宗一郎くん。皆さんの目には、どう移りましたか。

 


YouTubuでアーカイブを公開しています。

同級生からの信望が熱く、裏では地道に努力を積み重ねてきた「沖縄で1番有名な大学生」が、2018年度から社会人になりました。不思議と人を惹きつけていく人柄や人一倍の多動力。今後も地元でどんな活躍をしてくれるのか。

赤いスーツを着たカヨウくんを、なんならもう一度見たい…。

 

沖縄在住フリーライター・みやねえ(@miya_nee3)でした。

それでは、また!!

 

毎週火曜14時から、fm那覇で放送中のラジオ番組「みやねえのWebuzz(ウェバズ)!!」。

各回のラジオ番組は、こちらからご覧いただけます。

〚スポンサーリンク〛
沖縄在住フリーライター・みやねえのTwitterはこちらです。 もうひとつのブログ「note」も書いてます。