沖縄のライター・編集者チーム「OKINAWA GRIT(オキグリ)」代表 みやねえ( @miya_nee )です。
2020年もWebライター育成講座を開催します。3月24日(火)から、全5回+取材講座(編集付き+お仕事紹介付き)にて現在、申込みを受付中です。興味のある方は、ぜひご検討ください。
2019年11月7日からスタートした「Webライター育成講座」は、12月12日にラストの第6週目を迎えまして、2020年1月下旬から受講生20名が執筆した記事が公開されました。今回、掲載にご協力いただいたWebメディアは、沖縄の観光情報を発信する「Feel OKINAWA」さんです。
2019年1月から4ヶ月間、私が「Feel JAPAN」の編集長に就任していたため、その繋がりから掲載のご相談をさせてもらいました。
Feel OKINAWAで私が執筆した記事一覧です。ボリュームのある記事ばかりですが、よかったらご覧ください。
目次はこちら
2019年版「Webライター育成講座」のレポートまとめ
まずは、全5回+取材付き!2019年版「Webライター育成講座」のレポートからお届けします。
・講座の雰囲気ってどんな感じなのかな?
・どんな人たちが受講しているのかな?
・この講座を受講したら何を学べるのだろう?
・この講座で体験できることとは?
そんな疑問を解決できるレポートです。2020年版「Webライター育成講座」の受講を検討している方や、「興味はあるけれど一歩踏み出す勇気がない……」なんていう方にも伝わりやすいレポートなので、気になるタイトルがあったらご覧いただければと思います。
1週目/11月7日(木)「Web記事の構成を知る、Webライティングの基礎知識」
2週目/11月14日(木)「写真撮影の基礎知識を学ぶ!撮影のトレーニング & アプリで写真加工」
3週目/11月21日(木)「ライブ取材!現場体験してインタビュー力を身につけよう」
4週目/11月28日(木)「人に伝わる文章を書こう!文章力の基礎を身につける」
5週目/2週間の合間に「実際に取材へ行こう!1チームで1箇所を巡る」
6週目/12月12日(木)「ワークショップ形式!実際にWeb記事を制作しよう」
どこが違うの!?2019年版からグレードアップした2020年版
毎回少しずつグレードアップしてきた、沖縄で開催する「Webライティング講座」は、2015年の立ち上げ当初は #みやねえ講座 だった名称を、2019年から「Webライター育成講座(#オキグリ講座)」へと改名しました。
2019年版は、全5回の座学+取材付き。第5週目にチームごと取材へ行ってもらい、私は取材には同行していません。
しかし、2020年版では、5週目(約2週間の合間)に、いくつかのチームに分かれて、実際の取材現場で「取材講座」を行います(4カ所の取材を予定、1人1カ所の取材に参加)。2020年版では「取材講座」をプラスして、グレードアップしています。写真の撮影練習やインタビュー体験など、近い距離感で講師から現場で直々に指導を受けられます。
2019年版、受講生が執筆した記事まとめ(沖縄市のグルメスポット)
全5回の講座だけでは時間が足りないため、実際には講座が終了した後から、本格的な記事作成へと突入しました。Slackを活用してメンバー同士が声を掛け合い、たまに私がサポートに入ったりと、オンライン上でコミュニケーションを取りながら、記事制作を進めていったのです。
初稿の完成後、私の編集とフィードバックが入ります。原稿の完成度の高さによって【初稿→編集&戻し】を2〜4回繰り返し、各チームともに原稿を完成させていきました。また、記事タイトルの作成や写真加工は、私のほうで対応、及びサポートをしました。
沖縄市の商店街「一番街周辺で、グルメる」
Webライター育成講座の会場となった沖縄市の創業支援拠点「Startup Lab Lagoon」は、一番街というアーケードの商店街にあります。この施設は、Free Wi-Fiと電源を利用でき、施設内への飲食持ち込み自由なのです。
つまり、Lagoonに訪れた際には、近隣のグルメスポットへ。ぜひランチも楽しんでみてください。
沖縄市の一番街で「チェアリング」ツアー体験
パルミラ通りにある、スポーツ居酒屋「ドラキン」
施設内での飲食自由!沖縄市の創業支援拠点「Startup Lab Lagoon」
沖縄市の「パークアーベニューで、グルメる」
沖縄市中央公共駐車場(無料)から通じている「パークアーベニュー」にも、ランチを楽しめるグルメスポットがいくつか存在します。有名なタコス屋の「チャーリー多幸寿 本店」もあり、330号線に向けて歩いていくと飲食店が現れます。
500円カレーとインド雑貨を販売する「インド屋」
女性店主がひとりで切り盛りする「大衆食堂ミッキー」
その他のストリート「コザで、グルメる」
コザのグルメは、まだまだあります。台湾料理、タイ料理、メキシコ料理など、コザの一角には多国籍な料理店が点在し、ローカルなオーラがただようゴヤ市場もしかり、ディープな沖縄とローカル感を楽しめますよ〜!
第1回IFFA日本食肉加工コンテスト2019で金賞を受賞!ハムとソーセージの店「TESIO」
優しくてカワイイ。ほっこり落ち着く「Cafe ouchi:」
異国情緒を味わえるフィリピン料理屋「ブンガロ」
受講生20名。全9記事を執筆しました。皆さん、お疲れ様でした〜!!!
Webライター育成講座で最も伝えたかったこと。
講座の中で、何度も何度も伝えていたことは、「最初は、質より量」「小さな動きでいいから習慣化すること(=継続力)」「会話を止めないこと(=自分の言葉で伝えていく努力を惜しまない、諦めない)」「フィードバックは人格否定ではないこと」と、まだまだあったかと思います。
そして、この講座は「チャレンジできる場所」であり、「ガンガン失敗してもいい場所」だとも伝えていました。継続できる人が少ないから、継続する(量をこなす)だけで、3カ月、半年後には軽く差がつきます。
「2歩3歩と先を読んで、複数の事柄を掛け合わせて行動すること」ができれば、無駄な動きを省いて効率化を図れるだけでなく、確実に面白く、より深く、より伝わる、そんな表現やコミュニケーションが可能になるのです。
ときどき意識高めの話をぶち込んでいたにも関わらず、何度も話していると免疫がつくのか、最後には「行動することが当たり前」になっていた人もいたな、と感じています。
クリエイティブな仕事にはフィードバックがつきもの。
作品づくりに対して熱量が高い人ほど、「こうしたら、もっと良くなるよ!」とフィードバックが返ってきます。だから「フィードバックは人格否定ではない」のです。そんなんじゃダメだ!と否定するだけの人と、先を見たアドバイス「こうしたら、もっと良くなるよ!」を伝えられる人では、発言の意図が全く異なりますし、途轍もなく大きな差がありますよね。
「もっと。もっとイイものを作りたい……」
「いいものを作ること」や「課題を改善すること」を真剣に考えている人ほど、熱を帯びた言葉で丁寧にフィードバックをしてくれるものです。自分の意見を言えないような緊迫した現場や、仲良しグループのゆるい空間では、クリエイティブは生まれないと個人的には思っています。
熱量を帯びた人たちの思考や行動が、いつの間にか周囲に伝染して、価値観の合う人たちが自然に集まり出会うべくして出会う。そんな光景を何度も見てきたし、自分もそんな経験を何度もしています。
「ライターとして働いてみたい」
「文章を書くことを仕事にしたい」
「人に伝わる言葉で言語化したい」
「自分の思想を言語化してみたい」
文章力や言語化、ライターとして働く、Webライティングの習得、といった共通の目的を持ち、同期として一緒に講座を走り抜けた受講生の皆さんならば、いつの間にか「価値観の合う仲間」として意気投合していても可笑しくありません。
置かれた環境が人に変化をもたらす。
人はいつでも変われるし、変わらずにいることもできる。その時々でタイミングをみて自由に選択すればいいのです。
「継続できる人が少ないから、継続するだけで3カ月後に圧倒的な差がつく」
「チャンスを貰える人は、圧倒的に手を動かした人」
「とにかく何かしら、作品づくりをする」
ライターならば、記事を書く。ブログを書いたり、SNS発信をしたり、自分の思考や感じたことを「嘘、偽りなく自分の言葉」で伝えてみませんか。仮面をかぶり、表向きだけの着飾った言葉では、誰の心にも響きません。自分の内から湧き上がってくる湧き上がってくる思いや考えを、自分らしい言葉で、素直に、丁寧に、諦めずに、伝えていくことが大切です。
講座がスタートしてから記事の完成まで、約3ヶ月間。
皆さん、お疲れさまでした。
2019年は、6月にWebライティングの基礎講座と取材講座、11月からWebライター育成講座を開催しました。
そして、2020年も始動!!!
3月24日(火)から、全5回+取材講座(編集付き+お仕事紹介付き)の「Webライター育成講座」を開催します。現在、申込みを受付中です。興味のある方は、ぜひご参加ください。
2019年版「Webライター育成講座」受講生の感想レポートも掲載しています。