OKINAWA GRIT - オキグリWebマガジン

運営者プロフィール

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ツアーコンダクター、沖縄移住を経て、PC初心者がWebに強いフリーライターになるまでの話です。最後に2014年〜2016年までの実績を掲載しています。

沖縄移住の始まりは「寒いのが苦手だったから」

沖縄在住フリーライター miya-nee(みやねえ)のマガジン|プロフィール
埼玉出身。沖縄在住フリーライターのmiya-nee(みやねえ)です。SUUMOタウンさんに寄稿して「宜野湾市民」だとバレました。現在、沖縄の宜野湾市に住んでおり、2016年から沖縄と埼玉でデュアルライフ中です。

沖縄移住して早○年。

埼玉でツアーコンダクターをしていた時は、全国をツアーで周遊し、たまに長期の海外ツアーへ。食事や温泉、歴史や文化、景色や現地の人々など多くのヒト・モノ・コトに触れて感化される自分がいたし、まあ、とにかく楽しかった!に尽きると思います。

沖縄に移住したキッカケは、寒いのが苦手だったから。詳しくは、下記の「STORYS.JP」の記事をご覧ください。

沖縄に移住したキッカケは寒いのが苦手だったから|沖縄在住フリーライター miya-nee(みやねえ)のプローフィール

沖縄に移住した当初も、JTB沖縄でツアーコンダクターをしていました。

沖縄でのツアコンの仕事は、那覇空港でお客様の受け入れをしてから沖縄県内をぐるぐると周遊します。4日に1度は人気の観光スポット「美ら海水族館」や世界遺産の「首里城公園」を巡り、ときには八重山諸島や宮古島など、のどかな離島も周遊できる沖縄観光三昧の日々です。

埼玉から沖縄へ。移住当初は、JTBのツアーコンダクターだった

よく質問されるのでお伝えしておくと、ツアーコンダクターとは、バスガイドさんではありません。基本、ガイディングはしないんですよね。

簡単にいうと「ツアーの責任者」であり、旅程管理はもちろん、現地でのクレームや緊急時のトラブルにも対応するため、臨機応変&素早い判断力を瞬時に要求される場面もあります。特に命に関わる一大事の場面では、究極の張り詰めた緊張感の中、即行動に移さねばなりません。ツアーで一番大切なことは、お客様の安全確保だからです。

沖縄で最も多いトラブルは、
台風時の対応です。

沖縄に台風が上陸すると那覇空港が満員電車並みに大混雑を巻き起こす|沖縄在住フリーライター miya-nee(みやねえ)のプロフィール

暴風域に突入したならまだ諦めもつきますが、明日台風が上陸する!または、台風が去った後が最も至難の業なんです。

予定通りに1日中観光するのか、早々に観光を切り上げて空港にご案内するのか。特に台風が去った翌日は、那覇空港の出発ロビーが満員電車並みの大混雑を巻き起こし、各航空会社の最新情報を把握するだけでもひと苦労です。

みやねえ
そして私の性格上、トラブルが発生するとなぜか燃える…🔥
(闘志が燃える!という意味です)

まさに火事場の馬鹿力です。

現場の優先順位や最悪の事態を回避するリスク削減思考が急回転して、勝手に頭の中にマインドマップを作っていくんです。何が起きても、どんな流れになっても対応できるココロの準備が整っている感じ。だから普段以上の力が発揮されるわけです。

これを何度も繰り返すと、表面上は冷静で落ち着いてる添乗員を演じる度胸が備わっていき、安堵感を抱いてもらいやすくなります。

安心できる相手の意見や考えなら受け入れよう、身を委ねてみようと思えてくるのか、自分の意志が何かしらお客様に伝わって協力的になってくれるのです。

こちとら顔は笑顏で必死の全力投球ですから、言動の節々に熱意や必死さが表れていたのでしょう。

ツアーコンダクターの必須条件はコミュ力!旅行は楽しいね|沖縄在住フリーライターmiya-nee(みやねえ)のプロフィール

ツアーのお客様との対話も大切です。

珍道中もいろいろとあり、ときには孫に手こずるオジーの手助けやら、夫婦喧嘩の仲裁に入っこともあり、現実にはコミュ力と体力で乗り切る「スペシャリストな何でも屋」のお仕事ですから、体力つけなきゃ!と、そんな理由を言い訳にして美味しいご飯をムシャムシャと食べまくり、全国の温泉に入って癒やされてました。

全国の美味しいもの&温泉を渡り歩いたツアーコンダクター|沖縄在住フリーライターmiya-nee(みやねえ)のプロフィール

沖縄でのツアコン生活はとても快適な環境で、仕事ではありながらも優雅なリゾートホテルに宿泊してホテルの豪華なディナーやモーニングを堪能できる至福のお仕事。だから勝手に口が肥えていくんです。(ここだけはリア充アピール!)

たまに宴会の司会をしたり、イベント系のツアーなら会場の受付担当をしたり。小学校の修学旅行に引率した時なんて、アイドル並みに大勢の小学生に取り囲まれました。また、大規模なツアーでは何十名もの添乗員を束ねるリーダー役を任されたり……

とさまざまな形態の仕事を体験し、現在のライター仕事にもこの経験が役立っているから不思議です。

七変化ツアーコンダクター|沖縄在住フリーライター miya-nee(みやねえ)のプロフィール

人前では「添乗員」ではなく、カッコイイから!とあえて横文字で「ツアーコンダクター」と名乗り、VIPツアーなら小洒落たスーツを着用し、アウトドア系ならポロシャツ&ハーフパンツ。

ツアーの目的や客層に合わせて服装やキャラを七変化させるから「なんだか女優さんになった気分だ」と一時期本気で思ってたんですよ。

みやねえ
今回のツアーは知的な東大生風ツアコンとか、お客様が下町のおっちゃんおばちゃんならお笑い芸人風ツアコンとか。修学旅行の引率ならニュースも読める賢いアイドル風。VIPツアーなら滑らかな口調で話す上品なキャリアウーマン風。社員旅行ならば笑顔で爽やかニッコリと。これが意外と楽しくてですね……

ドラマや漫画の主人公をイメージして、真似をしてみると行動に迷いが出ないんです。だから自分の行動に迷いが生じた時は、誰かになり切る!誰かを演じて振り切ってみる!のもおすすめですよ。

パソコンを勉強したくなり、PC初心者が基金訓練で格闘!

沖縄県内をだいぶ行き尽くし、急にパソコンと格闘したくなった頃。月10万円だったか(?)を支給されながら勉強もできる基金訓練の存在を知り、衝撃を受けました。

お金をもらいながら勉強できるの!?

なんだ、この画期的なシステムは!!

ハローワークで講座を探し、講座名のカッコよさに惹かれて「Webクリエイター科」に目をつけました。

講座の開始時期に合わせて添乗員を辞めて、もう即応募です。倍率5倍超えの応募があり、ペーパー試験に受かって受講できました。もし落ちていたら今頃何をしてたんでしょうかね?

パソコン初心者がWebクリエイター科へ|沖縄在住フリーライター miya-nee(みやねえ)のプロフィール

この時点で、私は全くのパソコン初心者。Windows PCでの画面の拡大・縮小もわからな状態で、初回の授業開始10秒後には隣の人に質問しまくっていました。(ごめんなさーい)

「Webクリエイター科」は、Microsoft Officeの「Word」や「Excel」だけでなく、Adobeの有料ソフト「Photoshop」「Illustrator」「Dreamweaver」「Flash」も使うので、本来ならばPC初心者には不向きな講座。全ての授業が同時進行ですから、もう我ながらてんやわんやです。

パソコン初心者がWebクリエイター科へ|沖縄在住フリーライター miya-nee(みやねえ)のプロフィール

帰宅後に家で予習・復習を繰り返し、授業についていくだけでも精一杯。人は切羽詰まると「真顔&無言になる」を約1ヶ月間経験しました。

2ヶ月目に入ると「Illustrator」で左右対称のハートを描けるようになり、「やったー」と超ド素人級の喜びを味わったものの、序の口すぎてだいぶ先が長かったです。

3ヶ月間、慌ただしく勉強して「Webクリエイター能力認定試験」など、いくつかの試験に合格して歓喜しましたが……

みやねえ
Web制作会社に就職後、現実を知るわけです。試験勉強の内容は、仕事では全く役に立たず!全てイチからスキルを積み上げました。
ひとつだけ言えるのは、『何も実績のない初心者ならば、資格がないより、資格を持ってるほうがやや有利』ということだけです。

独学でも講座でもいいので、勉強したら何か作品を作ってみる。

これがスキルアップや就職を決める一番の早道なのだな、と実感しました。講座を受けるのは、あくまでも『キッカケづくりの入口』にすぎず、その先、どう行動していくのかが大切なんだろうな、と今でも思っています。

沖縄移住して3年後、Web制作会社に務める

そして、運とタイミングがここでも発揮されました。沖縄に新オフィスを開設する東京のWeb制作会社を発見し、いいタイミングで立ち上げスタッフとして就職。約3年間勤務しました。

『実績ないのによく就職できたね!?』と周囲の知人に言われて気づき、『運とタイミングだけで生きてるのよ、ふふふ』と答えて、我ながら相変わらずモッテル!と思いました。(ポジティブ思考!)

しかし、この時点では何をやりたいのか特に目的もなく、Webの仕事に携われるの楽しそう!たぶんそれだけでしたね。

Web制作会社に就職してコーディング&ディレクションを務める|沖縄在住フリーライター miya-nee(みやねえ)のプロフィール

最初の6ヶ月間は、やたらと「Photoshop」で写真加工の作業を繰り返し、特にPSのアクションとバッジ処理は神対応でしたね。パス抜きなんぞ、小技も覚えてかなりのスピードアップ!

次の6ヶ月間は、ECショップの入力やデザイン画像の制作を担当し、『グーグル先生、神だわ!』と崇めてデザイン系ブログをそそくさとネット検索してました。この時は、PSのブラシとパターン(たまにフィルタ)が大活躍でした。

2年目は、HTML&CSSでゼロからコーディングするWeb制作、3年目は大手企業のWebディレクションを担当しました。

わりと飽きっぽい性格なので、次々と仕事の内容が変わっていく環境が好きで、新しい仕事来たけどやってみる?なんて言われると、尻尾振ってワンワン!と即飛びつく。

どうやって進めたら早く終わるのか。どんな基礎構築をしたら他者に引き継ぎやすいのか。

無駄や二度手間が苦手だったから、最初に基礎となる仕組みづくりをして作業の効率化を図る。会社員だと作業の効率化=時間管理はとても重要だし、アサインやスケジューリングの管理も、ツアコン時代の影響なのか、わりと得意なほうでした。

みやねえ
でもですね。
服装はジーンズOK。
作業中にイヤホンで音楽聴くのもOK。
たまになら席でおやつ食べてもOK。
このWeb系のゆるさは、ぶっちゃけ衝撃でしたね。

県外クライアントとのやり取りがメインなので、会社に訪問する企業やお客様がいないのも理由のひとつ。実力の世界ってことなのかな?と感じて、目の前のがパッと開けた気もしました。

PC作業中は話しかけないでオーラを出すべきか|沖縄在住フリーライター miya-nee(みやねえ)のプロフィール

Web業界ならではの、隣の人ともチャットでやり取り。

これは実際にあったらしく、さすがに『席が近い人とは会話しようぜ!』とメンバー間で話が出たそうです。いつも静まり返っているオフィスに妙な違和感を感じてソワソワ。でも自分が作業に集中してる時は声かけないで!オーラを発していたから、人間って不思議なものですね。

そしてある時、こう思ったんです。

この先、自分がスキルアップできる仕事がココにはもうなさそうだなと。どちらかといえば、主に量産系の仕事が多く、仕事への慣れとともに面白く感じる仕事が減少していたんですよね。そして、退職する決意を固めました。

主に県外のWeb制作会社が沖縄に拠点を作る目的は、本社で受注した仕事の下請け。そして最低賃金が最も低い沖縄で時給を爆下げすることです。

沖縄での営業活動が目的ではないから、ゼロから作り上げるクリエイティブな仕事がほぼ舞い込んでこない、そんな時代だったのです。

しかし現在は、沖縄に拠点を作るなら「沖縄を盛り上げたい!」と進出してくる企業も徐々に増えてきて、いい環境が整ってきてるなと思います。クリエイターや手に職をつけた人なら、沖縄移住してみるのも面白そうですよ。

Web制作者&Web講師として、フリーランス人生を歩む

あまり考えもなしに退職し、タイミングよくWeb制作の仕事が舞い込んでコーディングに明け暮れていた頃。

ツアコン時代に新人研修の講師をしていた経験を活かして『Webでも教える仕事がしたいなあ』と話していたら、ラッキーにもWeb講師の仕事が舞い込んできました。

最初は基金訓練のWeb講師として、HTML&CSSの授業を担当。その後、沖縄の専門学校でもWeb非常勤講師を努め、2016年3月まで担当させてもらいました。

Web講師やってました|沖縄在住フリーライター miya-nee(みやねえ)のプロフィール

基金訓練の授業では、受講生のモヤッとした気持ちをなんとなく理解できる自分がいたし、ちょうどその頃は基金訓練バブルの時代だったので、当然ながらやる気のない受講生もいました。

みやねえ
どのような受講生が成長していけるのか。どのような趣味やスキルを持つ人がWeb向きなのか。ただ単にデジタルが好き、Web授業を面白がれる人が「Web向き」ではないことを知り、
覚えるだけで終わるのはちょっと違うんだな……と実感しました。

実際に手を動かしてWebサービスを使いこなす。デジタル作品を作る。その先を面白がって自ら動ける。自分なりに思考して行動を起こせるなど、どの分野でも同じですが、一瞬だけで終わらない先を見据えた行動力や物事を掘り下げていく思考力、理解力が増せば増すほどジリジリと成長していける人がやっぱり強いなと感じました。

特にWeb業界は進化のスピードが早く、新たな情報をインプットしては多岐に渡る情報網の中から取捨選択していく判断力も必要です。

新しいWebサービスが続々と登場しては、あっという間に姿を消すスピード感も半端なく、常に何かを仕掛けていかねばならない危機感がつきまとい、人気を維持して露出し続けることが困難な弱肉強食の世界でもあります。

逆にいえば、Web業界は古株も新参者も関係なく、誰にでもチャンスの機会を与えられた業界です。情報感度高く行動した者が、手を動かして作品を作り上げた者が、仲間を増やして知恵や技術を集結した表現者たちが、チャンスを手にすることができるのだと思います。

とにかく行動しないと何も始まらないのです。

何かやりたいことがあるなら、人に会う度に「こんなことがやりたい!」と話しているとチャンスが舞い込む機会が増えるので、ぜひやってみてください。

2013年6月、気づいた時にはWebライターになっていた

2013年3月、当時私が大好きだったWebメディア「LIGブログ」でライター募集をしていたんです。ここで一か八か戦法が勃発!

何も実績のないの私が応募しても大丈夫かな?と一瞬迷ったんですが、「こんなチャンス、二度とないし!」と無我夢中で応募していました。

ライターとしての実績がないため、個人ブログのURLを貼って『とくに面白くもないんですがw』とメールを送り、その後の返信は『新たなWebメディアをリリースするので、沖縄情報の記事を書いてみませんか?』でした。

こ、これは。採用されたのか!?と大喜びですよ。

当時は、たまに失礼なことを言う”そめひこ”さんが担当で、現在は株式会社MOLTSの代表取締役の人。メールで提案させてもらったり、『そめさんの本気、見せてもらいました。絶賛協力します!』といいライターぶってみたり、その節はいろいろとお世話になりました。

みやねえ
先日、「祝杯のビールが、一番うまくないですか?」と書いてあるMOLTSのサイトを初めて閲覧してみたら、ちょっとだけおデブちゃんな感じのイケメン写真が掲載されてました。
(んー懐かしい)

そして、2013年6月にローンチしたWebメディア「エンタメウス」でWebライターデビュー。主に楽しく読める「おもしろ系」の記事を執筆してました。SNSカウンターが全てリセットされてちょっと悲しいですが、結構読まれてたんですよー!と言ってみる。

2013年6月〜2014年8月まで沖縄情報を発信。

丸二日間かけて取材した渾身の力作!沖縄都市モノレール「ゆいレール」に乗っておもしろ各駅停車の旅(前編・後編・特別編)、当時は検索上位に上がっていた「沖縄在住ライターが勝手に選んだ!沖縄本島の絶景スポット10選」、個人的には「劇団☆新感線のゲキ×シネ」レビューの記事が好きでした。

2013年7月、沖縄の雑誌「juego(フーゴ)Vol.7」「juego(フーゴ)Vol.8」でグルメ記事の執筆を担当。また、2014年7月、沖縄の雑誌「porte(ポルト)Vol.3」「porter(ポルト)Vol.4」でもお手伝いさせてもらいました。

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その後は、LIGブログも含めていくつかのWebメディアで書かせていただき、LIGの現社長・ゴウさんには東京で奢っていただいたことも。今思えば、現Yahoo!のヨシキさんもご一緒していたし、あの飲み会はすごいメンバーでした。そして、LIGブログで記事を書かせてもらうのをキッカケに、日本マイクロソフト品川本社にも訪問させてもらいました。

きっとこの頃からですね。私の趣味に「企業のオフィス訪問」が追加されたのは……。

みやねえが書いた記事|株式会社LIG

日本マイクロソフトさんの「輝け学生たちよ!Digital Youth Projectとは?日本マイクロソフトにお話を伺ってきました。」や「GW&夏休み旅行の参考になる!おすすめ沖縄観光サイトまとめ」、ピクトグラムのハッカソン「PICTATHON(ピクタソン)」のイベントレポートなどを寄稿。

取材ありきで執筆&写真撮影して、最初は趣味で書いていたWeb記事。

2014年9月頃から、本格的にフォトライターとしての活動をスタートしました。

沖縄のWebメディア「たびらい沖縄」の編集長さんからお声をかけていただき、このときの大規模な取材で、一眼レフ撮影のスキルが上がりました。なぜならば、リゾートホテルを渡り歩いて取材する日々だったからです。執筆&撮影のお仕事だったため依頼が来たのですが、私はプロカメラマンではないのでプレッシャーが半端なかったですね。

しかし、美味しそうな料理の撮影&食事、ツアコン以来ぶりに散策するリゾートホテルが楽しくて仕方なかったです。

リゾートホテルの撮影で、一眼レフカメラに目覚めた

ネットで画像検索すると、プロカメラマンが撮影したリゾートホテルの写真が大量に出てきます。公式サイトやネット上のキレイな画像を確認して「私が撮る写真は、たぶんこれじゃない」と思いました。それは、立派な機材がない・時間がない・モデルがいない…などナイナイ尽くしの状態だったのもあります。

そして、私の考えた一眼レフカメラの撮影方法とは!?

それは「リアルな写真」でした。

自分が目にした状態そのままを写真で表現すること。広さや大きさ、材質や色合い、角度や光の具合、現場の空気感など、どう撮影したら沖縄のリゾートホテルの雰囲気を、自分が見たままの状態で表現できるのかと悩んだ挙句、国内外のありとあらゆるリゾートホテルの写真をネット検索しまくりました。

みやねえ
この写真を撮るなら上空からだ 👉 無理ぽー

これを撮るには相当時間かかる 👉 無理ぽー

無理なものは無理!と諦めて、料理写真や館内を美しく撮ることに専念。経験上、撮影に失敗したら後がない!ことを知っていたため、いろんな角度から撮って撮って撮りまくりました。この一眼レフ撮影の経験が今に生きてるんですよね。そしてこの時、料理の盛り付けセンスまで身につきました。

今考えてみると……

おもしろ系、グルメ系、まとめ系、イベントレポートなど、趣味の範疇で書いていたわりには、いろんな分野の記事を執筆してましたね。そして、本格的なリゾートホテルの取材依頼を受けて、本業が「写真の撮れる、フリーライター」へと進化していきました。

2016年7月、「マイナビ進学U17」でインタビューされた「ライターの仕事とは!?ライターのライフスタイルとは!?」という記事が公開されました。

2015年の活動実績について

2015年1月、沖縄の雑誌「uchina うちな vol.12」にフォトライターとして参加。おきなわ散歩「まちぐゎーほろほろ」の10ページ分を担当しました。

2015年4月、3つのWebメディアに新規立ち上げメンバーとしてジョイン。各メディアのカラーって何ぞ?から始まり、この頃はだいぶ頭を悩ませて対策を考えてました。

コンセプトに合わせた文章構成や写真を活かした表現力など、自分の感覚を大切に磨き上げていった感じ。だから、いろいろと提案をさせてもらったし、3つとも異なるカラーのWebメディアだったため、当時は頭フル回転でヒーヒー言ってましたね。

HereNow OKINAWA|スポット・特集記事(2015月6月リリース)

東京のCINRA.Incが運営するオウンドメディア。各都市のエディターやクリエイターがカルチャーを発信する地元スポットをキュレーションし、地元のカメラマン&ライターが現地に足を運んで取材・執筆・撮影しています。東京・京都・福岡・沖縄の国内情報、シンガポール・台北・ソウル・バンコクの海外情報、アジア圏内の情報を発信するWebメディアです。私は「HereNow OKINAWA」のスポットと特集記事の執筆・撮影を担当しています。

沖縄ファミリーマート(2015月6月リリース)

沖縄ファミリーマートが運営するオウンドメディア。自社の新商品や沖縄ファミマの限定商品を紹介しながら、地元のライターやブロガー、タレントなどが沖縄情報を発信しています。全国の「ファミリーマート」で毎週火曜に新商品を発売しているだけでなく、「沖縄ファミリーマート」では、毎週火曜に沖縄限定商品を発売 しているのです。

J-TRIP Smart Magazine 沖縄(2015月6月リリース)

Web上だけで展開している旅行会社のJ-TRIP(ジェイトリップ)が運営するオウンドメディア。北海道・東京・関西・沖縄の国内情報を地元のライターが現地で取材・執筆・撮影してWeb記事を発信。私は「グルメ記事」を中心に執筆・撮影しています。

私が書いた記事でよく読まれているのが、首里の高台にある沖縄そば屋赤瓦の古民家「しむじょう」、反響があったのは、鮮魚店が営む人気の居酒屋 ボリューム満点、那覇の糸満屋の記事です。

沖縄在住フリーライター miya-nee(みやねえ)がCSS Nite OKINAWAで登壇2015年6月、CSS Nite in OKINAWA, Vol.6で登壇。『世の中を巻き込む「コンテンツ制作」とスマホ時代の読まれる「Webライティング」』をテーマに登壇させてもらいました。散切りカットの前髪パッツンですみません。

2015年5月発売、沖縄の雑誌「沖縄100シリーズ!雑貨とインテリア100」にライターとして参加。

2015年6月、第一弾の『Webライティング講座「みやねえ講座(取材・執筆付きの特別編!)」』をスタート。2016年1月から第二弾のWebライティング講座(4回講座)、2016年5月から第三弾のWebライティング講座(4回講座)を開催しました。

2015年10月、「みやねえ講座×asoview!」のコラボ企画!の記事が公開されました。

みやねえ講座の第一弾では、日本最大級のアクティビティ予約サイト「asoview!(アソビュー)」さんのご協力のもと、「asoview!」×「みやねえ講座」のコラボ企画として、受講生が取材・執筆した6本の記事をWebメディア「asoview! TRIP」で公開し、私が取材同行・編集(一部、写真撮影)を担当しました。この時、「asoview!」初の外部ライターとして契約させていただく光栄な立ち位置で、スタートダッシュを切らせてもらいました。

ライターって大変。でも楽しいんだよね!

2016年の年明け、昨年の振り返りでもしてたのか、2015年5〜7月頃の自分の消耗具合にやっと気づき、新しいことを一気に手がけるのは、キャパ的に無理だわ!と悟りました。

なんと、Webライティング講座「みやねえ講座」の初回スタートまでもが、2015年6月だったのです。自分でもハッとして、そりゃー潰れかけるわなと「やりすぎ禁止令」を自分に下しました。

「勢いで何かを始めることへの疑問」を感じて、勢いだけ!なのは良くないなときちんと調べて、ある程度まで計画を立ててから行動するのって大事!だと実感しました。

2016年の活動実績について

2016年1月、たびらい沖縄の台湾向けインバウンドメディア「Tabirai JAPAN」で計7本を執筆・撮影しました。

2016年2月、沖縄の雑誌「沖縄100シリーズ!別冊|みんなで泊まろう」にライターとして参加。

2016年4月、沖縄在住女性の経験者ライター・タレント・モデルなどが沖縄情報を発信するWebメディア「OKINAWA CHANNEL」の立ち上げメンバーとしてジョイン。2016年11月までWebメディアの編集長を努めました。ネタ出しチェックや取材の同行、写真の撮影、各ライターとのやり取りまで、Webメディアの編集長兼編集者としてひと通りの作業工程をこなし、やっていない作業は、HTMLの流し込みくらいでしょうか。

2016年8月、沖縄移住応援Webマガジン「おきなわマグネット」の立ち上げメンバーとしてジョイン。1本目は「宮古島 ノマド」でネット検索すると、堂々の第一位を獲得している宮古島の記事を執筆しました。

miya-nee(みやねえ)の記事一覧|おきなわマグネット

沖縄移住応援Webマガジン「おきなわマグネット」は暮らし、仕事、文化、遊びの4つのテーマについて、沖縄在住ライターが企画・取材・執筆(たまに写真撮影)したオリジナルの記事を発信しています。

そして、2016年より、沖縄と埼玉でデュアルライフ中!デュアルライフのキッカケについて「WorkSwitch」で寄稿しました。こちらの記事は「デュアルライフ ライター」で検索すると、堂々の第一位に表示されています。(2020年クローズ)

2017年の活動実績について

WordPressの表示によると……ここまでで1万字越え! うわい。これはいただけない。この先は割愛しますね。

2017年度の活動実績は、別のページで紹介しています。

2017年、ライター以外の分野でも「沖縄からWeb発信」する人口増加を目的にイベント主催や登壇なども行っています。そしてネットとリアルなコミュニティを繋ぐべく、9月から沖縄のラジオ局・fm那覇78.0Mhzで毎週火曜14時から、ラジオ番組「みやねえのWebuzz(ウェバス)」をスタート!

そしてそして……

2017年6月より、クラウドファンディングの「CAMPFIRE」のファンクラブを利用して『沖縄で開催!Webライティング講座「みやねえ講座」#ライター交流会 やろう』を開催しました。


長かった。だいぶ長かった……

読んでくれて、ありがとう。

簡単にまとめると、新規立ち上げのWebメディアにジョインした経験が多いWebに強いフリーライターなのだなと、さすがに自分でも気づきました。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。Webライティングに関する小ネタ的な記事は、サクサクと「note」でも書いていく予定です。フォロー&ウォッチよろしくお願いします。

<2017年10月執筆>

<お知らせ>

2024年版!6月9日スタート。沖縄で開催する「ライター育成講座」受付中です。