
「海沿いに位置するアメリカンな街」
開放的で陽気なリゾート感が漂う北谷町の海岸線。もちろん町の敷地は広し、内陸部にも住宅街が存在する。
東シナ海沿いには、ウエディング撮影にも利用される散歩コースに適した安良波(アラハ)ビーチ、海水浴場のサンセットビーチ、そしてダイバーが行き交う爽快な砂辺海岸。ここ数年の間に、電源カフェとしても利用できるスポットが北谷町に一気に増え、朝から過ごせるオシャレなエリアとして確立しつつある。
沖縄を拠点に活動する二拠点生活フリーライター・編集者みやねえ(@miya_nee3)です。たまに一眼レフで撮影していたらだいぶ写真が溜まってました…。今回は、私がたまに利用している北谷町の電源カフェを厳選して紹介します。
1. スターバックス北谷国道58号店
みんな大好き、スターバックス。ノマドの王道といえば、やはり「スタバ」だろう。国道58号線沿いに面し、ドライブスルーも利用できる「スターバックス北谷国道58号店」は、なんと朝6時オープン。
すぐ近くに「イオン北谷店」と「美浜アメリカンビレッジ店」もあるが、さほど混雑しない「北谷国道58号店」が最も落ち着いて作業できる。
店内の様子
他の店舗と同じく、電源を利用できる席は限定されるが、ひとりでも利用しやすく長居できる。ソファの1名席、窓側のカウンター席、グループでも座れる大きめのテーブルなど、使い勝手の良さが嬉しい。
店内の設備
スターバックスのフリーWi-Fiを使用でき、利用方法は下記ページを参照。
- Wi-Fi:フリー
- 電源:あり(一部の席)
- 食事:サンド系
- ドリンク:280円(ドリップコーヒー)〜
- 利用料:飲食代
【店舗基本情報】
スターバックス北谷国道58号店
北谷町美浜1-5-11
098-921-7816
6:00~24:00
定休日:なし
2. 静かに勉強できるカフェ「KEY’S CAFE沖縄北谷店」
国道58号線沿い、全国チェーンの「KEY’S CAFE」は、店内の半数近くの席がパソコン作業やひとりで勉強するのに適した作り。そのためか、学生が多く利用してる印象がある。
パスタ、グラタン、カレーなど洋食系の食事を提供し、一般的なボリュームと味。レギュラー(R)かラージ(L)のサイズを選べるドリンクだから滞在時間によってサイズをチョイスしたい。
店内の様子
とにかく店内が静かで集中できる環境が整っている。快適なのが電源付きの窓側カウンター席。
真ん中に敷居のある中央の大きなカウンターテーブルも電源付きだ。全体的に電源付きの席が多く、壁側のソファ席には電源がない。
電源カフェの特徴まとめ
- サイズを選べるドリンク
- 静かに勉強できるカフェ
- ひとり利用に向いている
- 電源席が多い
- 席数多く、空いている
店内の設備
- Wi-Fi:フリー
- 電源:かなり多い
- 食事:パスタ、カレーなどの洋食系
- ドリンク:300円〜
- 利用料:飲食代
【店舗基本情報】
KEY’S CAFE沖縄北谷店
北谷町北谷2-1−4
098-936-1245
9:00~22:00
定休日:なし
3. AIEN COFFEE & HOSTEL
北谷町の砂辺海岸近くの住宅街に、2017年9月1日にオープンした「AIEN COFFEE & HOSTEL(アイエンコーヒーアンドホステル)」は、ホステルとカフェを融合したコミュニティスペース。もともとジバゴのスタッフだった人が共同運営で始めたカフェとホステルだ。
海が近くて潮風が流れてくるのか、住宅街にありながらも快晴時はテラス席の開放感が半端ない。電源を利用できる席は少なめだが、スタッフに電源利用の旨を伝えれば、延長コードなどで対応してくれる。
朝7時からモーニングを提供し、ランチタイムから食べられるサンド系がおいしい。オリジナルのタコライスには、エスプレッソで使ったソースをトッピング。人気のエスプレッソトニックなど、コーヒーショップならではのアイデアを取り入れたメニューも展開している。
イタリアに本社を置く「LA MARZOCCO(ラ・マルゾッコ)」のエスプレットマシーンで淹れるコーヒーが売り。
店内の様子
店名の由来は「合縁奇縁」。AIに通じる「藍色」で店内をディスプレイし、全体的に優しいオーラが漂うオシャレな作り。入口右側に描かれた紅型衣装の踊り子の粋な壁画が、唯一の沖縄らしさを醸し出す。
小上がりの椅子に畳を敷き、藍染のタペストリーが飾られて和風の要素も忘れていない。海外の観光客が訪れることも想定してデザインされたカフェだけに、ある種の抜け感と日本らしさ、沖縄らしさが混ざり合い、個人的にはとても快適に利用できるカフェだと思っている。
以前、私が《取材・執筆・撮影》した記事を貼っておきます。
電源カフェの特徴まとめ
- 朝7時オープン。モーニングあり
- 全般的に料理が美味しい
- エスプレットトニックおすすめ
- そよ風吹くテラス席が半端なく快適
- スタッフが明るくて親切
店内の設備
- Wi-Fi:フリー
- 電源:一部の席にあり
- 食事:サンド系、タコライス、モーニングなど
- ドリンク:500円前後〜
- 利用料:飲食代
【店舗基本情報】
AIEN COFFEE & HOSTEL
北谷町北谷町港6-9
098-989-1430
7:00~23:00(モーニング7:00~11:00、ランチタイム11:00~18:00、カフェ&バー18:00~23:00)
定休日:なし
4. 海が目の前!コーヒースタンドの「ZHYVAGO COFFEE WORKS OKINAWA」
北谷町の美浜アメリカンビレッジ内、海沿いに面した一角に「ZHYVAGO COFFEE WORKS OKINAWA(ジバゴコーヒーワークスオキナワ)」があり、海が目の前という立地に、朝9時のオープンからリピーターが訪れる。
アメリカ西海岸のカルチャーをここ沖縄で再現したいと、北谷町の東シナ海沿いにオープンしたコーヒースタンド。
オーナーがアメリカのオレゴン州ポートランドから買い付けた雑貨たちがインダストリアルな店内に並び、どこを切り取ってもかっこよく、快晴時のテラス席の開放感は格別だ。
イタリアに本社を置く「LA MARZOCCO(ラ・マルゾッコ)」のエスプレットマシーンでドリップされるコーヒーは、種類が多くて注文に迷う。自家製ケーキと一緒にいただくか、ビッグなグラス入りのシェイクもおすすめだ。
今のところ、食事は軽食のサンド系のみ。1〜2時間ほど作業するのに快適な気軽に立ち寄れるコーヒースタンドだ。
店内の様子
快晴の日ならテラス席に座ると最高の気分。席数少なめの室内には、アンティークの椅子も並ぶカウンター席や奥に4名掛けソファ席があり、明るい光が差し込む窓側席から海を眺められる。
店内を流れる軽やかな音楽といい、目の前の海といい、トータルの世界観にやられ、パソコンで作業するどころではなくなりそう。
電源カフェの特徴まとめ
- 目の前が海。テラス席の開放感が半端ない
- インダストリアルな店内がかっこいい
- 室内の席数は少なめ。ソファ席あり
- 食事は軽食のみのコーヒースタンド
- 自家製スイーツとコーヒーが売り
店内の設備
テラス席に電源が1カ所。店内を見回すと、意外な場所にも電源が用意され、アンティークのコンセントがやけにオシャレで感動。使う者を少しだけわくわくさせる椅子やテーブルにコンセントまで。日常から解き放たれた気分で楽しんでほしい。
以前、私が《取材・執筆・撮影》した記事を貼っておきます。
- Wi-Fi:フリー
- 電源:テラス1カ所、店内に数カ所
- 食事:サンド系のみ
- ドリンク:500円前後〜
- 利用料:飲食代
【店舗基本情報】
ZHYVAGO COFFEE WORKS OKINAWA
北谷町美浜9-46 ディストーションシーサイドビル1F
098-989-5023
9:00~日没まで
定休日:不定休
5. 丸1日居座りたいほど快適な「BONGO & ANCHER」
ここは「ZHYVAGO COFFEE WORKS OKINAWA」の姉妹店。何が違うのかといえば、ジバゴが気軽に立ち寄れるコーヒースタンドならば、「BONGO & ANCHER(ボンゴアンドアンカー)」は食事をしながらゆっくりと寛げるカフェ。地元のお客様が多いのが印象的だ。
朝9〜11時の間はモーニングメニューを用意。11時以降は、彩り豊なヴィーガンからボリュームのあるランチプレート、サンド系や1品料理まで、料理の種類が豊富。もちろん、ジバゴと同じく、多種のコーヒーメニューや自家製ケーキも提供している。
また、店内の一角で物販を行い、オーナーがアメリカのオレゴン州ポートランドで買い付けた雑貨やカフェオリジナルのグッズなどを販売し、どれもセンスのいい雑貨ばかりだ。(やや値段が高めだけども…)
店内の様子
一歩店内に入ると、心がざわつくだろう。異空間のような店内レイアウトがかっこよく、カヤックやドライフラワーを吊り下げたディススプレイの遊び心が楽しい。
大人数なら中央の大きなテーブルへ。ひとりなら窓際のカウンター席、子供連れならソファ席と誰と訪れても使い勝手のいいレパートリーの幅広さ。海を眺められるテラス席もある。週末は朝から混雑するのでご注意を。
電源カフェの特徴まとめ
- 目の前が海。テラスも店内も開放的
- 異空間的な店内がかっこいい
- 大人数でもひとりでも利用しやすい
- 食事の種類が多く、お酒も飲める
- 自家製スイーツとコーヒーも売り
店内の設備
電源は窓際のカウンター席と4名掛けのソファ席×2テーブル。グループや子供連れに人気のソファ席ではあまり長居はできないため、子供連れのお客様が来たら席を譲るつもりで利用しよう。
- Wi-Fi:フリー
- 電源:窓際カウンター席とソファ席
- 食事:幅広いメニューが揃う
- ドリンク:500円前後〜
- 利用料:飲食代
【店舗基本情報】
BONGO & ANCHER
北谷町美浜9−21 デポアイランドシーサイドビル1F
098-988-5757
平日9:00~22:00
週末8:00~22:00
定休日:なし
6. 沖縄限定のコーピーショップ「CLIMAX COFFEEデポアイランド店」
ジバゴやボンゴと同じく、海沿いの散策路に建つ、沖縄限定のコーヒーショップ「CLIMAX COFFEE(クライマックスコーヒー)デポアイランド店」は、清潔感のあるスタイリッシュな店内。
この店は全店舗を通して、ボリュームのあるアメリカンな食事とパンケーキが売り。店舗限定のメニューもあり、お腹を空かせていきたいところだ。席数少なめなだけに混雑時は退席を余儀なくされそうだが、基本、平日は空いてる印象あり。
店内の様子
おひとり様でも利用しやすいカウンター席やグループでの団らんに適したソファ席、そして海を眺められるテラス席も爽快だ。店内はさほど広くなく、その分ざわつかずに落ち着いている。
パソコン作業をするなら、断然カウンター席。ひとりで静かに過ごしたいけれど周囲に人がいると安心する、そんな人にも向いてるカフェだろう。
電源カフェの特徴まとめ
- 沖縄限定のコーヒーショップ
- ボリューミーでアメリカンなメニュー
- 席数少なめ。落ち着いた店内
- 目の前が海。テラスが開放的
- カウンター下、各席に電源あり
店内の設備
- Wi-Fi:フリー
- 電源:カウンター席とソファ席1テーブル
- 食事:アメリカンなメニュー
- ドリンク:500円前後〜
- 利用料:飲食代
【店舗基本情報】
CLIMAX COFFEEデポアイランド店
北谷町美浜9-21 デポアイランドシーサイドビル1F
098-988-7677
8:30~22:00
定休日:なし
7. THE CALIF KITCHEN OKINAWA
CLIMAX COFFEEデポアイランド店と同じ建物の3階、アートなイラストの壁がフォトジェニックな「THE CALIF KITCHEN OKINAWA(ザ・カリフキッチンオキナワ)」。
華やかな壁のイラストとブリトーをお目当てに来店する人が多いようで、アジア圏の観光客も訪れている。
バラエティ豊かなブリトーとデザートのかき氷が人気。食事もデザートも全体的にボリュームがあり、かき氷は2名でシェアするとほどよい大きさ。通年食べられる「マンゴーかき氷」も提供している。
店内の様子
窓際のソファ席や中央の大きな電源付きテーブル席。2名掛けテーブルを人数に合わせてセッティングでき、空席があればわりと大人数でも入れるようだ。
店内も料理もフォトジェニックなインスタ映え。若い人向きともいえそうなカフェだが、店内の一角にキッズスペースを設けている。
週末は混雑が予想され、店内が賑やかでひとりだと利用しずらい印象はあるが、1〜2時間程度、落ち着いてパソコン作業したいなら、平日のランチを避けた時間帯に利用しよう。
電源カフェの特徴まとめ
- 華やかなアートの壁
- ブリトーとかき氷が売り
- 観光客が多いためか、やや賑やか
- 中央テーブルの電源多め
- 朝8時からオープン
店内の設備
- Wi-Fi:フリー
- 電源:中央のテーブル席にあり
- 食事:ブリトーとかき氷が人気
- ドリンク:いろいろ
- 利用料:飲食代
【店舗基本情報】
THE CALIF KITCHEN OKINAWA
北谷町美浜9−21 デポアイランドシーサイドビル3F
098-926-1010
8:00~22:00
定休日:なし
2018年、沖縄で猛威を奮ったチャーミーこと、台風24号。沖縄本島では停電が続き、3日間、長いところでは5日間の停電を余儀なくされました。まさに、電気のありがたみたるや。スマホの充電まで切れてしまうと一切の情報から断絶されてしまう。
今の時代、災害対策に「モバイルバッテリー」は必需品なのだと思いました。2,000円台から低価格で購入できるため、検討する価値ありですね。そうなってくると、電源カフェに頼る必要性が低くなり、沖縄のビーチでノマドも夢じゃない…なんて思ったりしています。
こちらの記事も読まれてます。