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新人ライター必見!ライターの作業フロー、インタビューと撮影の取材研修の裏側をレポート in 沖縄

 2023-11-14
新人ライター必見!ライターの作業フロー、インタビューと撮影の取材研修の裏側をレポート in 沖縄

2018年12月15日、沖縄県那覇市泉崎に広々とした「沖縄県立図書館」がリニューアルオープン。このオープン前に、ライターの卵たちを連れて研修を兼ねて取材に訪れました。

いわゆる「取材研修」を決行したのです。

アポ入れの際、沖縄県立図書館の広報・仲尾さんに事情を説明したところ「ぜひに!」とお返事をいただき、承諾いただけたときは感無量。沖縄県内でも注目を浴びていたスポットであり、リニューアルオープン前に見学できること、新しい設備やサービスにも触れられるとあって、研修生が訪れるには「最高の環境」だったからです。

写真の真ん中に写る女性が仲尾さんです。

取材当日はバタバタと動き回っていたため、次の打合せへと向かう仲尾さんの後ろ姿を確認した30分後。

「あっ。仲尾さんを撮影してない!!!!!」

と気づきました。沖縄県立図書館の皆さん、その節は大変お世話になりました。

(もう仲尾さんには、感謝しかない…)

Feel OKINAWAの取材研修|みやねえ講座取材当日、総勢6名で沖縄県立図書館に訪れました。

取材研修後、私が執筆した記事はジャンボツアーズさんのオウンドメディア「Feel OKINAWA」で公開されています。

「これはスゴイ。面白い!」と思った点を語ったところ、簡潔にポイントをまとめたにも関わらず、約6,000文字の長文記事が完成してました。

しかし、わりとサクサク読めます。

今回は、ライターの卵たちに取材研修の様子をレポートにまとめてもらいました。研修の内容から個人的な感想まで、それぞれの個性を生かした文章と視点で執筆してもらった研修レポートです。

1. 取材研修の座学をレポート!約2時間で学んだこと(執筆:ヒガアヤハさん)

Feel OKINAWAの取材研修|みやねえ講座こんにちは、ヒガアヤハです。今回、みやねえさん率いるライターのタマゴのみなさんと一緒に、ジャンボツアーズのWeb媒体「Feel 沖縄」のライター研修に参加させてもらいました。

12月6日(木)、朝8時半より那覇市久茂地にあるジャンボツアーズ本社にて、みやねえさんによる取材研修が行われ、主にメディアへ寄稿する際の取材方法やライティング方法を学びました。取材先のアポの取り方やインタビューの仕方、文字おこしのやり方など、その様子をレポートさせていただきます!

記事公開までの流れ(Webメディアの場合)

最初に、Webメディアで執筆する場合、一般的にライターが行う作業フローの説明がありました。

1. 寄稿するメディアの下調べ
2. ネタだし(グルメ系?観光スポット?ネタ系?)
3. ネタが決まったら取材先の下調べ&記事構成決め
4. アポ入れ
5. 取材前の準備(準備しておかないと取材先に失礼…!)
6. 取材当日(インタビューと撮影)
7. 録音データの文字おこし
8. 記事構成を固める
9. 写真を選ぶ
10. 写真を加工(リサイズ・明るさ・トリミング)
11. 執筆
12. 編集部による記事編集
13. 原稿確認
14. 記事公開!
15. SNSで拡散
16. 請求書を提出

記事公開までの過程を文字にすると、ライターの主な作業である「執筆」に行きつくまでに多くの下準備が必要だということが分かります。2番の「ネタだし」はメディアによってライターがネタを考える場合と、編集部がネタをライターに依頼する場合があるそうです。

1〜16の作業から、3つのポイントに絞ってまとめてみました。

Point.1 取材は下調べが大事!

ネタが決まれば、実際にアポを取って取材へ!

取材にかかる時間は、撮影とインタビューの時間を合わせて2時間程。グルメ記事を書く場合は、お店の外観と内観、料理数品とスタッフ、調理風景などを記事の構成に合わせて適宜撮影していきます。

スタッフさんを撮影する場合は、事前に伝えておくと失礼がないとのこと。服装や髪形をしっかりと整えて撮影に臨んでくれる人もいるからだそうです。

インタビューをする時に大切なのが、事前の下調べです。何も知らないままインタビューを始めると、インタビュイーに対して失礼となり、時間もかかってしまう…。

「このお店の人気メニューは何なのか」
「創業はいつなのか」
「強みや特徴は何なのか」

など、可能な限り調べておいた方がいいでしょう。既に知っている情報が古いこともあるので、そんな時は、「このお店は○○が人気なんですよね?」と再確認すると良いそうです。

Point.2 インタビュー内容を文字におこす

インタビューをする時に、相手の話を一言一句メモするのは大変!

そんな時に役立つのが「ICレコーダー」です。スマホアプリだと電話やSNSの着信に邪魔されることもあるので、ICレコーダーを使うことをおすすめします。

文字を起こすとき、「あの~」「え~」といった不要な言葉を削るのが一般的なのですが、インタビュー記事の場合、話の流れによっては入れたほうが面白いストーリーに仕上がることもあり、初心者は、まず一言一句全てを文字に起こして、そこから修正していくのがいいとのこと。

記事構成は文字起こしの後に、どの内容をメインに持ってくるのかを考えて、ストーリーの繋がりも踏まえて順番に文章を並べていきます。また、不要な部分は大胆に削除する勇気も大切とのこと。

Point.3 写真を取ったら加工まで!

Webの記事にアップする写真は、修正・加工もしなくてはいけません。

明るさや彩度を調整したり、トリミングしたりすると伝わりやすい写真になります。PCで修正する場合は、PhotoshopやLightroom、スマホで撮影した写真の場合は、写真加工アプリでも十分にキレイな写真に仕上げることが可能です。

また、横長の画像を推奨。縦長だとスマホで確認する際、全画面を占領してしまうため、横長画像を使用して画像サイズの縦横比も合わせていきます。

座学のあとは、みやねえさんと一緒に新県立図書館の取材へ同行。

座学で勉強した取材の流れを体験することができました。今後、私も記事を書く機会が増えていくと思うので、今回の研修を活かして面白い記事を書いていきたいと思います!

座学のレポート担当:ヒガアヤハ

沖縄県出身、台湾クォーター。本業はWebプランナー。外国語大学在学中に台湾にどっぷりハマり、台湾へ留学、帰国後台湾マーケティング担当に。韓国も大好きで、K-popアイドルを追う人生を全う中。観光系の記事が得意。本業では台湾人向け沖縄観光情報サイトを運営中。小説が好き。好きな小説は、東山彰良「流」沼田まほかる「ユリゴコロ」。ちょっと疲れた時にキム・ウンジュ「+1cm」を読む。

2. 館内見学しながら撮影!75分でも時間足りなかった(執筆:ふっさん)

Feel OKINAWAの取材研修で沖縄県立図書館へ|みやねえ講座こんにちは!ライターのふっさんです。新・沖縄県立図書館の館内見学をしながら撮影した取材の様子をお伝えしていきます。

今回はベテランライターのみやねえさんをはじめ、、すでに県内でライターとして活躍されている方や、これからライターとして活動していきたい方、Feel OKINAWA運営担当者も同行して総勢6名で訪れました。

手にはノートとペン。
肩にはカメラをぶら下げて、いざ見学開始!

…といきなり館内には入らず、まずは外観の撮影からスタートしました。

3階のエントランスホールを通過して、セルフ貸出機・予約本受取コーナーを見学。広場の「お話しの森」では、みやねえさんから細やかな指示を受けながら写真撮影をして、子どもの読書活動推進エリアへ向かいました。その後、一般図書エリアの4階へ上り、サイレントルーム・交流ルーム・ビジネスルームの用途や利用方法を傾聴。その前後では閲覧席の写真撮影が行われました。

さらに階段を上って5階郷土資料エリアへ。「郷土資料室」の説明を受けて、閲覧席や移民資料コーナーを周回して、最後にバックヤードの「自動化書庫」を見学する流れとなりました。

当初の予定では、50分ほどで見学を終えて広報担当さんにインタビューする流れだったのですが、広い館内を巡り、案内を聞いて、さらに撮影も行っていたので、時間が足りずに1時間以上も見学・撮影をしていました。

時間が長引いたにも関わらず、終始柔らかい雰囲気で丁寧に館内を案内してくれた沖縄県立図書館の仲尾さんには、ただただひたすらに感謝です…。

取材研修を通して今後に役立つと思ったポイントをご紹介します!

Point.1 下調べを入念に行い、気になる箇所を挙げておく!

座学やインタビューの研修レポートでも触れられていますが、下調べが何よりも重要だと感じました。

何も知らない状態で取材先に向かうと、どの部分に注目すればいいのかがわからず、無駄に時間がかかってしまう上に取材先にも迷惑をかけてしまいます。

今回、みやねえさんがおこなった事前の下調べを一部ご紹介します。

新・沖縄県立図書館は、特長として以下のことを挙げていました。

県立図書館としての専門的なサービスを展開し、かつ、先進的なメディアや情報システムを積極的に導入した、新しい価値を創造する図書館づくりを目指します。

この「専門的なサービス」というフレーズ。みやねえさんが下調べの段階で気になった内容のようです。

そこで「当日は『専門的なサービス』が展開されているかどうかを、4階のビジネスエリアや5階の郷土エリアで確認しよう」といったところまでイメージされていました。ここまで準備しておくと、スムーズかつ的を射た取材が行えそうです。

Point.2 こだわるところはこだわり抜く!

これも当たり前のことですが、妥協してはいけない部分はしっかりとこだわる「押しの強さ」が大切です。

先にも書きましたが、今回はゆとりのない取材スケジュールでした。もちろん大前提として、時間内に取材を終えるのが理想的です。しかし、中途半端な取材になってしまうと、記事化するとき存分に魅力を伝えらることが難しくなります。

気になる内容は、納得がいくまで追求する。

そのプロのこだわりを近くで感じることができたことは、押しが苦手な自分にとってとても刺激になりました。

今回は、もともとのスケジュールがカツカツで「かなり忙しい取材になる」と聞いていましたが、今後、自分ひとりで取材する機会があれば、アポ入れの際に事前にお伝えした時間内で取材を完了させる力を身に着けていく必要性を感じました。

ちなみに、みやねえさんは写真撮影に没頭するあまり、列の最後尾にいました(笑)。研修生も各々が気になった場所で、スーッと引き寄せられて足を停めていた結果、「あれ?○○さん、どこにいったかな?」なんてことが度々ありました。

Point.3 実際に利用するイメージを体感しながら取材する!

Feel OKINAWAの取材研修で沖縄県立図書館へ|みやねえ講座子供たちが遊べる広場「お話しの森」で写真を撮影していたとき、「自分たちが利用者の立場になって体感する」ことができました。広場を撮影中、「数名、靴を脱いで広場に上がってもらえる?」と言われて、3名が被写体として入ることに。

最初は楽しい雰囲気を撮るために被写体が必要なのかと思いましたが、撮影を進めていくうちに「実際に訪れた人がどのように使用することができるのか」をイメージしやすくするためだったと推測できました。

そのとき、取材研修講師みやねえさんから指示が出ました。

Feel OKINAWAの取材研修で沖縄県立図書館へ|みやねえ講座

「もう1歩前に!うーん。もう少し前かな?」

「何か持ってみて〜!」

「体をもう少しこう、外側に向けてくれる?」

「やっぱり、もう1歩だけ下がってみて。笑」

細かなポーズの指示が入り、このような写真が出来上がりました。

Feel OKINAWAの取材研修で沖縄県立図書館へ|みやねえ講座僕は、子供たちに読み聞かせをする大人担当。子役担当の2人の姿がリアルでイメージしやすいですね。笑

以上3つが、僕の感じた今後役立つと思ったポイントでした!

今回の研修は勉強になっただけでなく、オープン前の貴重な沖縄県立図書館を見学できて、とてもワクワクしました。そしてバックヤードの「自動化書庫」を見学できたのも取材ならではの経験でした。これから取材を経験していく中で、今回感じたことを生かしていきたいと思います。

◆感想――――――――――――――

「学ぶは真似ぶ」という言葉があるように、成長するための有効な方法のひとつとして、その道の先を行く方から取り組み方を真似る・盗むというやり方が挙げられます。いずれは取材や撮影を自分ひとりで行って記事を書きたいと思ってはいたものの、実際にプロの方が取材に取り組む姿を目にしたことはなく(元々見れるものでもないですが)、自分がいざ取材するチャンスをつかめた時、どのように行えばいいのか…と不安でした。

しかし、今回このような取材研修の場に参加したことで、みやねえさんからアポ取りから取材の仕方を学ぶことができました!
また同じライターとして一歩目を踏み出した方や、すでに雑誌やメディアなどで書かれているライターの方と交流できたことで、とても刺激を受けました。貴重な機会をいただきありがとうございました!

館内見学と撮影現場レポート担当:ふっさん

福井県出身・沖縄在住6年目の24歳で、ロックバンドYeti meets girlのドラマー。2018年11月に1st.EP「夏に向かって歩き出す」をリリース。新卒で入った会社でやむを得ず製造業をすることに。人には恵まれたもののもっと好きなことを仕事にしたいと思い、9ヶ月で退社しライターデビューしました。恋愛についてよく考えるので、恋愛の記事を書きたい。
音楽とみそ汁と人間味のある人が好き。好きな本は、岡本太郎「孤独がきみを強くする」、服部みれい「なにかいいこと」。野菜不足でよく野菜ジュースを飲みます。

3. インタビューの取材をレポート!初めて同行した取材現場(執筆:ヨシカワアヤカさん)

Feel OKINAWAの取材研修|みやねえ講座こんにちは。沖縄に移住してようやく1年、図書館大好きライターのアヤカです。

リニューアルオープン直前の沖縄県立図書館へ潜入するという今回の取材研修。インタビューに立ち会うのは初めての経験です。

ベテランライターみやねえさんが、どのようにインタビューを進めていくのか、興味津々でした。同様に前のめりの研修生たち。みやねえさん+研修生5人に囲まれ、完全に1対5のアウェー状態となった沖縄県立図書館の垣花さんでしたが、たくさんの面白い話を聞かせてもらいました。

インタビューを通じて私が感じたポイントをまとめてみました。

Point.1 当然のことだけど、下調べは入念に!

今回、みやねえさんは、回答に時間のかかりそうな内容(蔵書冊数などの数字的な要素や各エリアのテーマや書籍のジャンルなど)については、あらかじめ質問事項をまとめて担当者の方にメールを送っていたようです。

沖縄県立図書館の公式サイトにも目を通し、下調べを入念に行った上で、ネット上に掲載されていない情報や追加で知りたい情報を現場で質問していました。そうすれば、お忙しい取材先にあまり負担をかけることなく、質問に回答してもらうことができます。

相手の状況を考えたスムーズな段取りは、ライターだけでなく社会人なら心がけたいことですよね。

Point.2 取材先の強みをいち早くキャッチする

自分の書いた記事を読んでくれるのは誰なのか、取材先の強みになるのはどの部分か。それを明確にした上で記事を書くのはとても大切なことです。私がそれを強く感じたのが、みやねえさんのこの質問。

「クリエイター系の情報は変化するスピードが早くて、技術的な専門書は高価なものもあります。特にエンジニアに感心を持つ若者が増えている印象もあり、そういった分野の新刊って定期的に購入していくのでしょうか。もしそうならば、どの程度の間隔で入れ替わるんですかね?」

「あと面白いビジネス書が続々と登場しているので、その流行りに乗って購入を検討されてたりしますか?」

個人で専門書を何冊も購入するのは難しい場合もあります。1年前の情報が既に古くなってしまうことも。定期的に最新刊が置かれているのであれば、図書館に通う動機に繋がりますよね。話題になっている最新のビジネス書が図書館にあることがわかれば、「よし、借りに行こう!」となりそうです。

沖縄県立図書館の利用者は、子供から高齢者、学生、ビジネスマン、観光客や外国人も含めて、きっと多岐に渡るはずです。しかし、みやねえさんはその中でも「クリエイター系の会社員やフリーランス」、「意識の高い学生」、「子育て中のパパママ」という方々にとって有益な情報になりそうなことを、特に質問していたように感じました。みやねえさんの中では、これらが沖縄県立図書館の大きな特徴だと考えて、インタビューを進めているのでは??と、推測しながら聞いていました。

せっかく取材の機会を得たならば、必要としている人に必要な情報を届けたい。この記事を、最も必要としているのは誰なのかを常に意識して記事を書くこと。これは、ライターにとって大切なことだと感じました。

Point.3 気になった点はがっつり前のめりで質問する!

インタビュー中に生まれた疑問点や、ここは気になる!と思った点は、相手に遠慮することなく、その場でがっつりと!前のめりで!ツッコミを入れて!?いくこと。不明点や違和感をそのままにしないことで、話を深掘りすることができます。

今回、みやねえさんが質問していく中で生まれた印象的なシーンがありました。前述の2つの質問に対して、図書館の垣花さんが「実際に本棚を見ながらお話するのが良さそうですね」と言ってくださり、いったんテーブルから離れて再び4階のビジネスエリアへ。

垣花さん、本当に本が好きなようです。本を目の前に、本への愛が止まりません。質問に対するクリエイター関連本の紹介から始まり、いつの間にか垣花さんのおすすめ本を紹介する時間へ。このおすすめ本の紹介がとても面白かったのです。(続きは本記事へ…)

今回の取材は、Webメディア「Feel OKINAWA」で記事が公開されています。垣花さんのおすすめ本も掲載さているので、ぜひご覧ください。

余談ではありますが、垣花さんが勝手に推薦するビジネス書ランキングの第1位は「業界地図」でした。各種業界の企業規模や関係性などが、一目で分かるようになっている本です。私も「業界地図」が大好きでして、子供の頃は「朝日ジュニア学習年鑑」を夏休み中眺めていたほど統計本好きです。

以上3点、私の考えるインタビューのポイントでした。

◆感想――――――――――――――

今回の取材中、時に研修であることも忘れ、ただただ新しくなった沖縄県立図書館を楽しみ、新しい本との出逢いを喜んでしまう瞬間もありました。特に巨大な自動化書庫を見学した際や、垣花さんのおすすめの本を教えてもらっている時などは、ライターではなく、ただの本好きな自分に戻ってしまうことも。そんな自分に言い訳をするわけではありませんが、ライターとして、取材先を訪れた時の最初の印象や熱量を心に留めたまま記事を書くということが、とても大事なことなのではないかと感じています。この楽しさをぜひ伝えたい!知ってほしい!という情熱と、客観的な事実が合わさった時に、本当に誰かの心に伝わる記事が書けるのではないかと。完成したみやねえさんの取材記事を読んだときに強く感じました。

今回の研修では、ライターとしての基礎の基礎を学んだ上で、実際の取材現場に赴くという貴重な経験ができました。沖縄県立図書館の仲尾さん、垣花さん、ありがとうございました。

インタビューのレポート担当:ヨシカワアヤカ

三重県出身。愛知県の税理士法人にて、営業職、経営者向けの会計税務コンサルティング、採用担当者などを経験した後、結婚を機に2018年、沖縄に移住。主婦ならではの目線で沖縄の魅力を伝えていきたいと思っている新人ライターです。前職での経験を活かしたビジネス分野のインタビュー記事や、47都道府県を来訪した経験から旅に関する記事もいつか執筆してみたいと考えています。おすすめの本は「嫌われる勇気」「JR時刻表」。来年こそはビーチパーティーに参加したい。喫茶店好き、旅好き、カープファン。

取材研修を終えて(講師:みやねえ)

約2時間の座学から始まり、説明を聞きながらの館内見学と撮影。その後、インタビューするといった流れで、あっという間に時間が過ぎていき、最終的に「やはり時間足りないわ…」となりましたが、なんとか無事に記事化できました。

沖縄県立図書館の仲尾さんと垣花さん、ご協力ありがとうございました。そして、研修生の皆さん、ジャンボツアーズ編集者のイネさん、取材研修お疲れ様でした。

取材研修の詳細はレポートに書いてあるので割愛するとして、全体的に「自由に楽しく伸びやかな取材」となりました。インタビューのときだけは、みな真剣な表情をしてましたが、たぶんそれは私が突っ込んだ質問をしていたからだと思います。

デパートリウボウ 樂園カフェのランチ取材後は、研修内容と今後の共有を絡めて軽くランチ(デパートリウボウ2階の「樂園カフェ」にて)。実際には、途中から雑談に花が咲き、大切な連絡事項を伝え忘れていたりも。笑

研修生の皆さんは、今後の取材に何かしらのノウハウを生かしてもらえたら嬉しいです。

この取材研修が終わりかけたとき、研修生から「垣花さんの話が面白いので、『垣花さんのおすすめ本』的なトークイベントやったらどうですか?私、参加しますよ〜」と沖縄県立図書館の垣花さんに向けて発せられた言葉から、私が軽〜くブラッシュアップさせてもらいまして、会話が広がりトントン拍子で2019年初のトークイベント開催へと繋がりました。

そのイベントがこちです。

<お知らせ>

2024年版!2月14日スタート。沖縄で開催する「ライター育成講座」受付中です。